17年間の実践を積み重ねて

選挙を終えて思うこと

2期8年の議員としての活動を「新村いく子」に引き継ぐことができたこと、いなみや須美とふたりの当選が果たせたことで、総合選対長としてほっとしているところです。江戸川ネットのメンバーの中には、仕事やNPOの活動が中心になっている人が多く、17年前の選挙から回を重ねるごとに選挙のために時間を使うことがむずかしくなっているのが実情です。短期決戦であり、非日常的な活動でもある「選挙」はなかなか大変です。
 
ふたりの候補者も、それぞれの生活がある中で、家族や周辺の人たちの協力があるからこそ、こうした活動ができることだと思います。また、それを支える仲間たちも、仕事や活動の合間を縫って選挙に関わっています。これもまた、周りの理解と協力が必要です。いろいろな役割と立場が結集して、私たちの選挙活動は成り立っているのです。もちろん、基本は「カンパとボランティア」です。

 選挙の結果を受けて、大勢の方々の期待に応えるためにも、今後の活動をどのようにしていくのか、私たちにとってはさらに大切なことです。この選挙を通して参加してくださった方々、ネットに関心を寄せて連絡してくださった方、応援のメッセージを送ってくださった方には、ぜひ、日常のネットの活動にも参加してくださるようお願いいたします。

 江戸川・生活者ネットワークは、1990年に設立して以来17年間、7回の選挙を経験し、どれほど多くの人たちが関わってきたことか計り知れません。また、地域にたくさんの活動を創り出し、活動の支援を行い連携してきました。これからも、「こだわって地域」の政策を実現するために、議会活動だけに限らず、地域での活動を継続していきます。ローテーション議員としての役割は、これまでの経験を生かし、地域での活動をすすめていくことだと思います。