高齢者グループハウス「ほっと館」の入居者募集中

 江戸川・生活者ネットワークは、さまざまなNPOの活動を支援しています。今回、紹介する「NPO法人ほっとコミュニティえどがわ」(以降、ほっとコミュニティ)は、長年にわたり地域福祉の現場である、訪問介護やデイサービスなどの活動を実践してきた人たちが中心になって、これからの在宅福祉の充実を目指して立ち上げたNPOです。
 「ほっとコミュニティ」が、今年12月の竣工を目指して取り組んでいるのが、「ほっと館」という高齢者のためのグループハウスです。現在、高齢者向けの施設として、グループホーム、グループリビング、ケアハウスなどさまざまな形態のものが建設されています。「ほっと館」は、こうした高齢者のみを対象とした福祉施設ではなく、高齢者向けといいながらも対象年齢を問わず、また、介護を必要とする人、必要としない人、だれでも不安な老後を豊かに暮らすことができる共同のすまいです。
 また、高齢者だけの住宅ではなく、一階には地域にひらかれた「ほっとマンマ」というコミュニティレストランや小児科の診療所など、地域の人々や子どもたちの集いの場もあります。2階、3階のすまいは、それぞれ5室すべて個室になっていますが、2フロアーともにリビングや広いキッチンがあり、みんなで楽しく食事作りなどができ、くつろぐことができるようにもなっています。自分の部屋にこもりっきりにならず、まるで家族のようなくらしができることも安心です。 もし、介護が必要になったときには、1階にある訪問介護事業所「たすけあいワーカーズもも」が、丁寧に相談にのってくれます。自分の家でくらすのと同じように、介護保険を使ってヘルパー派遣を利用できます。
お互いに、たすけたりたすけられたりできる、昔の長屋のような雰囲気で、いつまでも元気でいられる「ほっと館」を目指しています。今年11月の開設を目指して、まもなく着工します。くわしく「ほっと館」について知りたい方は、ぜひ、お問い合わせください。

問い合わせ先 03−3652−7212