12月20日午後4時から、新宿駅西口において街宣活動を行いました。東京ネット主催ということで、各地域のネットのメンバーが集合し、「イラクへの自衛隊派遣」の反対を訴えました。
12月9日、政府は臨時閣議において、イラク復興支援特措法に基づく自衛隊の派遣の概要を定める基本計画を決定し、つづいて実施要綱を定めイラク派遣の詳細が公表されました。まもなく先遣隊が現地に出発することになりました。しかし、イラク派遣に対する反対の意見は圧倒的で、さまざまな反対行動が各地で行われているのが現状です。このような国民の強い疑念を払拭し得ない中での今回の決定に対して、私たちは強く抗議します。
新宿駅西口では、東京ネットのチラシを配布するとともに、イラク派遣に対する「反対、賛成」の意見を通り行く人たちに聞きました。丸いシールを配り、ボードに貼ってもらうという方法で行いました。若い人、高齢者など、多くの人たちが参加してくださり、私たちの街宣活動も大変盛り上がりました。
世論調査でも明らかなように、圧倒的に反対の意見が多く、家族の分まで貼って下さる方までいました。ひとり一人の思いが、一枚の赤いシールに込められているようで、胸が熱くなる思いでした。
また、年明け1月5日に、日本青年館において、「私たちはテロ以降をどう生きるか」と題し、緊急集会を開催することになりました。国際人権NGOネットワーク代表の上村英明さんから、国連NGOとして様々な支援活動をとおして、今回のイラク派遣問題について、どのように考えるべきなのか、またどのようなことをすべきなのかなど提言していただきます。ぜひ、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。